原始的コミュニケーション

少し前に書いた原始的なコミュニケーションというもの。
それは、相手を理解しようとするためのものではなく、ただ単に相手の存在を確認するためだけに使われる音や記号によるコミュニケーションというか・・・。
例えば(最近は居ないと思うけれど)相手の携帯電話にワンコールだけして、相手も自分の存在を知らせるためにワンコールで返すとか、そういう類のコミュニケーションという意味かな。
言葉数が少なくても、そこから意味を汲み取り理解しようとする事は人間の優れた部分だと思うし、そういうものを否定する気は全く無い。ただ、そういうことが出来てしまうだけに色々複雑なことになったりもする訳で・・・。そういう時に、ただサルのように「キー、キー」と叫んで、相手の存在だけを確認して安心している方が楽かもな、という思いが少し頭をよぎった、という感じかな。
まあ、そういうものにも、相手の存在を確認する、という点において全くの無意味という訳では無く、相手を理解することは出来ると言われれば、反論のしようも無いけれども・・・。