学生時代

ノルウェイの森を読んでいると、主人公が大学生ということもあり、どうしても自分の学生時代を思い出してしまう。
もちろん大学紛争などはずっと昔の話で、全く平和な大学生活だったけれど、あの頃に知り合った人達は個性的な人ばかりだった。
恐らく入ったサークルが問題だったのだろうな。何故か哲学科の人間が多いサークルだったし・・・。
講義をサボっては昼間から酒を飲み、他愛も無い雑談から哲学の話まで。本当、良く飽きることなく毎日のように集まっていたな。それこそノルウェイの森ではないけれど、事ある毎にマルクス資本論の素晴らしさについて語る人もいたし、哲学的なものの見方の重要性を延々と語る人がいたり。まあ、自分はほとんど聞いているばかりだったけれど・・・。
現在の自分の考え方が、この学生時代から影響を受けているのは間違いない。それが良いことかどうなのかは分からないけれど、楽しかったのは確かだから仕方が無いな。