文化庁メディア芸術祭

文化庁メディア芸術祭を観に東京都写真美術館へ。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/info/index.html
出来れば混雑していないであろう平日に行きたかったのだけれど、4日までの開催だったので混んでいるのを覚悟の上で行くことに。まぁ、代休が今日しか採れなかったしな・・・。
予想通り結構な人がいてゆっくり観るような気分にはなれなかったけれども、今回の作品に関しては、個人的にあまり興味を引かれるものが無かったというのが正直な感想。(アート部門)
大賞作品も解説を読むとプログラム的には凄い事をやっているのだろうなぁ、とは思えるのだけれども、如何せんプログラミングの知識は皆無なのでなんとも評価がし辛い感じ。映し出される映像だけを見れば、こういう作品はいくらでもある訳だし・・・。
個人的に少し面白かったのは「OLE Coordinate System」という作品。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/sakuhin/art02.html
PCのデスクトップ上に通路や階段を積み木を積み上げるように作り、その中を動き回る人を見ているだけなのだけれども、階段を増やしたり通路に落とし穴を掘ったりと、こちらから介入できたりする。それに合わせて人の動きも変化するので見ていて飽きない感じ。まぁ、自分がこういうインタラクティブな物が好きなだけなのかもしれないけれども・・・。
ただ、それ以外はあまりピンとくるものが無かったのは、年齢と共に感性が鈍ってきたということなのか・・・。
自分はアート部門メインでだったので、その他の部門はざっとだけ観るだけで済ましてしまう。アート部門よりも人が多かったしね・・・。
エンターテインメント部門は任天堂のDSソフトが多く、実際に遊ぶ事もできる。ただし後ろに並んでいる人のプレッシャーに耐えなければならないけれど。
アニメーション部門は作品の上映をしていたし、マンガ部門も実際に読むこともできる。また、今回は10回目という事もあるのか、これまでのアニメーション・マンガ部門の歴代受賞作も上映・展示されていたので、その気になれば1日居ても飽きない感じ。
これで入館料は無料というのは、かなり素敵です。