NW-HD1とATH-ES7と安藤裕子

crooner2007-02-18

この前の日記(といっても2ヶ月以上前だけれども・・・)にポータブルプレイヤーはCDプレイヤーで十分と書いておきながら、ソニーのHDウォークマン「NW-HD1」を購入。
いや、中古品が安かったので、つい・・・。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200407/07-0701/
外観はMDプレイヤーにそっくりだけれども、長時間再生(カタログ値で30時間)、20GBでこのサイズ(幅89.2×高さ63.4×奥行き14.3mm)、マグネシウム合金の本体というのは中々良い感じ。
中古ということで、バッテリーの劣化が気にはなったけれども、それほどへたってはいないようで一安心。
難点は対応ファイルがATRACのみという点。調べてみると過去にMP3対応のファームアップサービスがあったらしけれども、もはや手遅れ。以前の所有者がファームアップしてくれていたらな、と思ってみたり・・・。
ATRACということは必然的にSonicStageを使用しなければならない訳で・・・。重いんだよな、SonicStage・・・。
ちなみに対応ビットレートはATRAC3plusが256/64/48kbps、ATRAC3が132/105/66kbpsとなっているけれども、SonicStage CPを使用して352kbpsで変換→転送しても認識はしてくれている様子。他にも192kbpsで使用している人もいるようなので、案外全てのビットレートに対応しているのかも。(試してはいないので、断言はできないけれども)
電池の減りはは早くなるけれども、352kbpsでもアルバム100枚程度は入るので、352kbpsでいくことに。
ただ、やはりエンコードはメンドクサイ・・・。容量一杯になるのはいつになるやら。
NW-HD1を購入したついでという訳ではないのだけれども、ヘッドフォンも購入。
それまでメインで使用していたBOSETriPortが断線。なんとか自分で直そうとコードを切ったり、よじったりしている間に、見事にお亡くなりになってしまったので・・・。
他にもKOSSのPortaProとAKGのK12Pがあるので、必要ないといえば必要ないのだけれども。本当は新しいヘッドフォン(それも耳あて兼用でオーバーヘッドタイプ)を購入する口実が欲しかっただけです、スミマセン・・・。
基本的に通勤時に使用するので高級ヘッドフォンは購入対象外(いつかは欲しいけれども)。
ネットで情報を集めたり、実際に店頭で試聴をし、GOLDRINGのDR150にでもしようかと思っていたのだけれども。
何故か購入したのは、audio-technicaの「ATH-ES7(BK)」。
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-es7.html
結局、デザインで決めてしまうことに・・・。発売当初から気になっていた鏡面仕上げのハウジングが素敵過ぎ。すぐに指紋がついてしまうのは困りものだけれども、持っているだけでちょっと嬉しくなってしまったり。
音に関してはあれこれ言うことが出来るほど良い耳を持ってはいないけれども、一つ一つの音がはっきりと聴こえるのは確か。また、今まで聴こえていなかった音が聴こえてくるのはかなり新鮮。エージングでもっと音も良くなるようなので、楽しみ。
ただ、少し側圧が強いようで、長時間の装着は厳しい感じ。まぁ、片道1時間弱の通勤なので、問題はないかな。
ちなみに現在のヘビーローテーションは、安藤裕子の「shabon songs」。裏ジャケの写真についてはノーコメント・・・。

shabon songs

shabon songs

現在活動している日本のアーティストの中で、アナログフィッシュとこの安藤裕子は新作が楽しみなアーティストなのだけれども・・・。
このアルバムはなんというか・・・普通という印象。非常に聴きやすいし、良く出来ているアルバムだとは思う。
ただ、それまでの作品で感じられた箱庭的な雰囲気とでもいうか、パーソナル感が薄れてしまったような印象を受けてしまう。
フィッシュマンズにも感じていた濃密な小世界というものを、安藤裕子にも感じているのだけれども、今作は少しベクトルが違うような感じ。
まぁ、まだ3作目ということもあるし、イメージが固定されるのを敬遠し、様々な方向性を試しているのかもしれない。
勝手なイメージを押し付け期待しているのは自分の方だし、なんだかんだ言ってもこのアルバムも聴きまくっている訳だけれども。
いや、結局好きなのです、安藤裕子
ただ、なんでAVEXなんだろう・・・今更だけれど。