改めてRSRでのFishmansを思い返しながら。

Fishmansとは、自分は独りぼっちだと思っている人が、他のFishmans好きな人の存在を確かめることで、実は独りではない、という事を再認識させてくれる存在なのだと思う。
そんなのは単なる自己陶酔だよ、などど言われれば確かにその通りだし、こういう事を考えているから、Fishmansのファンは気持ち悪いと言われることもあるのだけれども・・・。
ただ、世の中に溢れている音楽の中から、自分が心底共感できる音楽に出会えたことは奇跡に近いと思うし、佐藤さんが亡くなった今でも、Fishmansを愛し続けているメンバーやファンの人達は本当に素敵だと思う。
ただ、だからといって、そういう人達と馴れ合いたいかと言われれば、そうでもない訳で・・・。まあ、その辺りが微妙なバランスで、だからこそ独りぼっちな人の音楽と言われるのだろうけれども。
確かに似たようなバランス感覚を持っている人とは話をしていても疲れないし、楽しいのだけれも、ベタベタな馴れ合いをしている人達を見ると少し違和感を感じる。
今回のライブでも自分の前にいた男子3人組がビールを飲みながら「やっぱ、これだよねぇ」などとライブ中にへらへら笑いながら雑談をしていたけれど、恐らくFIshmansに対する感覚のベクトルが違うのだろうな、と思ってしまった。
オリジナルメンバーが目の前で演奏しているのに、なんだろうなぁ、という感じ。まぁ、楽しみ方は人それぞれだから良いのだけれどもさ。
あぁ、こういうことは書かないでおこうと思ったのだけれど、仕方がない。
たまには中学生レベルの青臭さも必要だよね・・・。