反町隆史

何故か今、自分の中で空前の反町ブームが来ている。
そして今日何気なく覗いたブックオフで1stアルバムとシングル2枚を入手。セールだったため、合計200円。
この盛り上がりは一時的なものである事は間違いなく、何ヵ月後かに読み返して、恥ずかしい思いをするのは自分だと判っていながら、とりあえずレビュー。

メッセージ

メッセージ

ボン・ジョビのギタリスト、リッチー・サンボラ参加のヒット曲「forever」を含むデビュー・アルバム。全曲本人が作詞。
「社会のただの歯車で終わりたくない 最後まで勝利者でいたい」と歌う1曲目「Getting My Way」にあるような世間に対する怒りや苛立ち。「いつも遠くで見守っているよ それがおまえにしてあげられるただ一つのこと」と歌うアルバム・タイトル曲「メッセージ」に見られる恋愛観。
飾ることなく、ストレートでシンプルな言葉で歌われる剥き出しの感情。そしてその感情に合わせるかのように時に激しく、時に優しく鳴り響くギター。まさに反町隆史以外には創り出す事ができない唯一無二の世界。
他人からどう思われようが、常に自分らしさを求め続けることの大切さと難しさ。その無骨なまでの彼からの9つのメッセージは、聴く者の心を激しく揺さぶり、捉えて離さない。
ライナーに収録されている本人による全曲ひとこと解説も素敵。
Poison-Movie Mix-

Poison-Movie Mix-

反町隆史の代表曲ともいえる名曲「ポイズン」のリミックス・シングル。
「POISON movie mix」はギターがより強調され荒々しい印象。サビの「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON」の部分に多重コーラスが使われていて、まるで自分の周りを取り囲まれて歌われているかのよう。それだけ重要なフレーズなのだから、このアレンジは正解なのだと思う。
「POISON2000」はジャングル・ミックス?これはこれで斬新なリミックスかも知れない。何気に格好良い、踊れる「ポイズン」。
Free

Free

本人が作詞に加え作曲も手掛けているシングルなのだけれど、今ひとつ訴えかけてくるものがない。上手くまとまっているとは思うのだけれど、荒々しさが無いというか・・・。これは松嶋菜々子効果?この曲が収録されているアルバムを聴くと、また違う印象になるのだろうか。
以上とりあえず勢いだけで書いてしまった気もするけれど、仕方が無い。まあ、反町隆史は最高ということで・・・。