独り好き

基本的に独りで行動することが多い。映画を観る、買い物をする、街をぶらぶら歩く・・・。もちろん、気の合う人とどこかに遊びに行くことは楽しいけれど、自分のペースで行動できるということが何より楽。
独りでいることに抵抗がない人は、自分のスタイルというものをしっかりと持っている人が多い気がする。例え集団の中にいても自分を見失うことがないため、相手の考え方を尊重し、干渉しすぎることもなく自然と気持ちの良い距離感を作ってくれる。果たして自分はどうなのか、と言われると何とも言えないけれど・・・。
ただ、世の中で本当に独りきりになっても、独りが好きと言い切れるかというと自信がない。今こう言えるのも、本当の意味では独りではないから。電話やメールをすれば、答えてくれる人がいる。だからこそ、独りでいることに孤独感を感じないのだろう。
群れるのは嫌いと言いながら、結局は本当に独りきりになる勇気は無い・・・。このジレンマはこれから先もずっと続くのかと考えると少し憂鬱になる。