言葉遣い

週に2,3回ほどヤフー・チャットで遊んでいる。それなりに楽しくはあるけれど、始めた時から気になっていたのが言葉遣い。初対面の相手に対してタメ口や汚い言葉遣い。不特定多数の人間が集まるのだから、当然そういう人もいるだろうし、本当の事は分からないネットという性質上、もう一人の自分というものを創って遊んでいる人もいるのだろうとは思う。ただ、現実世界においてそういう人が周りにいない為、余計に気になって仕方が無い。
何気なく発する言葉の一つ一つにその人の人間性が現れる。まして顔が見えないネットの世界だからこそ、言葉の持つ意味は大きいとは思うのだけれど・・・。同様に顔文字を多用する人にも違和感がある。文字という限られた手段の中で感情を表現できるという意味では、顔文字は便利だとは思う。ただ、顔文字だけに頼っている人は、なんとなく軽い人という印象を持ってしまう。自分の言葉で話すのではなく、単に記号化されている物を選んでいるだけ。そういう人とはいざ真面目な話になった時も自分の言葉で話すことはないのだろうな、という気がしてしまう。
もちろんネットでのことで、ここまで考える必要は無いのかもしれない。ただ、自分の場合どうしてもその場を客観的に見てしまう癖があるため、そういう人に出会うと少し冷めてしまう。最近ではそういう人が集まりそうな所も分かってきたので、極力避けるようにしてはいるれど・・・。
こうして書いてみると、自分はチャットには向いていないのかもしれない。ただ、中には話していてとても気持ちの良い人もいることは事実だし、ネットとはいえ誰かと繋がっているという安心感が心地良いのかもしれない。簡単にチャットを辞めることが出来ないということは結局、自分は我侭だということなのだろう。