YMOからのメッセージ
http://www.ymo.org/
以下引用。
ごめんなさい
過去の作品や音源は、ぼくたちの手を離れ、時にぼくたちの意図しない商品となって世に出ていくことがあります。それを目にして、ぼくたちは心を痛めています。
しかし契約上、どうにもならない場合もあります。今後もさまざまな形でそういうことがあるでしょう。ファンのみなさま方には、商品を見極める目をもって音楽を楽しんでいただきたいと思います。また、過去の音源が再発されることで、新たにぼくたちの音楽に出会う方がいれば、大変うれしいことです。
特に熱心なYMOファンという訳ではないので、最初はこのメッセージが何を指してのことなのか分からなかった。
気になったので少し調べてみると、どうやら今月に発売されるボックスセットに関することらしい。(もちろん、メッセージでは断定されてる訳ではないので、憶測の域は出ないけれど)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/ymo/
- アーティスト: YMO
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/03/24
- メディア: CD
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もちろんビジネスとして少しでも多く利益を出さなければならない、ということは理解できる。固定ファンも多いYMOならば、たとえ高額なボックスセットでも、ある程度の販売数は見込めるのだろう。
ただ、アーティスト側からのこのようなメッセージを見た後で、何の不信感も抱くこと無く、嬉々としてこのボックスセットを購入する人は果たしているのだろうか。
仕方なく買うという人も多いのだろうけれど、こういうことを続けていく限り、メーカーに対する信頼感は薄れ、購入意欲も削がれていくだけだと思うのだけれど。
今回の件はこの三人だからこそ言えたのだろうけれど、こういう風に思っているアーティストは数多くいるのだろうな、と思ってしまう。
CCCD導入の時もそうだったけれど、こういうアーティストとリスナーを無視しているかのような売り方をみるたびに、腹立たしさを通り越して悲しくなってくる。
ホント、音楽は誰のためにあるのだろう・・・。